
Amazonでのコメント:木を見て森を見ない経理マン向け・・・かな?
「教わらなかった会計」というタイトルは、会計を教わり企業で経理実務をつんできた私をして、いわば無味乾燥的でもある会計知識・会計技術を超えた会計論が展開されているものとの期待を抱かせた。
しかし、この本に書いてあることは、38年間信越科学工業で経理・財務に携わった著者の半生記、そして、著者独自の視点での会計観に過ぎなかった。著者独自の視点での会計観は、現在の会計潮流に対立しているところが多いのだが、ロジックを積み重ねた論文というよりは、思いをつらねた感想文的であり、納得感が得られないところも多いように感じた。
実務に直結する会計ビッグバン関連の本が多い中、それらとは全く異なるアプローチをしている点はチャレンジングであり、評価できる。
ただ、ある程度、会計に素養がある人にとっては、物足りなさも残るだろう。
また、会計・会計実務をほとんど知らない人がこの本を読んで、会計・会計実務とはこういうものだ、と思っても、あまりに一面的過ぎるので不適切だろう。(ちなみに著者は一企業でしか実務をつんでいない)
あえて、この本の読者層を考えるなら、目の前の決算書作りに精を出して「木を見て森を見ない」状態、たとえば、なぜ、そういう会計処理をするのか、というようなことを考えることをしない経理マンか、または、「会計」というだけで拒否反応を示すような人が経営に近い読み物として会計関係の本を読んでみたいという場合であろう。数字は最低限度しか出てこないし、仕訳は一切出てこないので、そういう人には読みやすいと思う。
会計ってこんなに面白く役に立つものだったのか
しかつめらしい「会計学」の本ではありません。副題にあるとおり、まさに「経営実践」の本です。類書にない特徴は、ヾ覿箸、会計をどのように企業経営に使っているかが、手に取るように分かります。特に、管理会計と財務会計を融合して解説しています。M&Aを「会計」の一部として、実務を踏まえ解説しています。ぐ拌悗筌妊螢丱謄ブなどもやさしく解説しています。ゼ尊櫃隆覿鳩弍弔離┘團宗璽鼻蔑磴┐弌⊆卍垢、取引先からの接待を受けるよう勧めた、という話が載っています。理由は?本書を読んで下さい。)もふんだんに盛り込まれています。Σ燭茲蝓△垢瓦分かりやすくて、それでいて、中身が濃い。企業経営に携わる人、関心のある人全てに薦めたいと思います。最後に、会計の本は、筆者の実務家に書いてほしいものです。これまで、概念ばかり書き連ねてある「会計学」の本にうんざりしている人は、是非読むべし。
まれに見る名著
名著の条件として難解な理論を平易かつ濃密に書き上げているということが挙げられると思います。
そのような本には滅多に出会いませんが、この本を読んで久々に感銘を受けました。
著者は、現役の経理・財務マンならその名を知らぬ者はいないと思いますし、信越化学工業を
超優良企業へと変身させた名社長、金川社長の右腕として活躍した事でも有名です。
信越化学工業の近年の発展の歴史を俯瞰する事もできます。
これからメーカーに就職しようとしている学生、公認会計士、税理士を目指している方、
メーカーでの実務経験がないコンサルタント、こういった方々には最高のテキストになるでしょう。









