アトムキャット―The best 4 stories by Osamu Tezuka (秋田文庫)

Amazonでのコメント:アトムらしさ・・・少年のアトム。子猫のアトム。
アトムのアトムらしさってどんなところにあるのだろう。
かつてアトムの連載中に手塚氏自身が感じたところによると、アトムが

Amazonでのコメント:アトムらしさ・・・少年のアトム。子猫のアトム。
アトムのアトムらしさってどんなところにあるのだろう。
かつてアトムの連載中に手塚氏自身が感じたところによると、アトムが
少しづつ成長し足がのびて大きい少年の姿になると人気が減り、またチンチクリンの子供姿にすると人気が戻ったという。読者が求めるアトム像は永遠の少年なのだ。父の天馬博士が受け入れられなかった成長しないかわいらしい少年の姿を読者は好み支持したのだ。
その姿とはうらはらに社会の矛盾、人間の残酷さ、ロボットに対するしうち・・・にアトムの心は老成してゆく。あくまで人間を信じたいと。人が人というものに対する善意と信頼の象徴のようなかわいいアトムに読者は惹かれるのだ。
アトムキャットは子猫をアトム化してよりかわいく、より人を信じたいと言わせ!て不自然さのない作品である。本書に共に収められた手塚氏のマンガ家としての歳月を思う短編に「マンガ・・・アトム」に籠められた願いを感じずにいられない。
アトムキャット―The best 4 stories by Osamu Tezuka (秋田文庫)
